こんな人にオススメ
・ヨカゼレーベルの作品が好き
・夜の雰囲気が好き
・音楽を聴くのが好き
・この世界から抜け出してしまいたいと思ったことがある
・『プレイするミュージックビデオ』に惹かれる
8/8にリリースされたムーンレスムーンのネタバレ無しレビューです。
この作品でしか味わえない空気感、雰囲気があります。記事を読んで少しでもこの作品に興味を持っていただけたら嬉しいです。

ストーリー
「昼、学校や職場にいるときよりも、夜の時間の方が心が軽い。でも、このままでいいんだろうか__」
これは、彼女が彼女の世界のあり方を見つける物語。
夜の別世界に迷い込むテキストADV。なんでもない学生生活を送る“ヨミチ”という女の子が主人公です。いろいろな世界で、いろいろな友人たちと出会いますが、それぞれの世界は常識が違ったり、とても不思議な経験をします。
知らない場所へ行き、知らない人と話す…そんなことが好きな方にもオススメできる作品かなと思います。
プレイ時間
『ムーンレスムーン』は、
— Kazuhide Oka (@nKTqcTFkvMEjKcX) 2024年8月1日
”1200円”(ローンチセールで15%OFF!)でリリース予定です。
プレイ時間はだいたい”3時間前後”かと思います。
ずっと無料でリリースしてきたのでお高いようではありますが、
何卒よろしくお願いいたします。
Kazuhide Okaさんのツイートでは、プレイ時間は3時間前後だと紹介されています。私も3時間弱でのクリアでした。
マルチエンディングですが周回は必要ありません。
システム
テキストアドベンチャーですので、物語を読み進めていきます。
1つのエピソードに1回、『RIDDLEパート』があります。これは、キーワードを探し出し文章に当てはめるという簡単な操作ですので、特に謎解きのような要素はありません。
注意点としては、セーブ機能がありません。
1つのエピソードはいくつかの物語(章のように少しずつパートに分けられている)で構成されているのですが、途中でセーブすることが出来ず、物語のはじめからスタートすることになります。
ですが物語と言っても1つ3~5分前後(5分もないと思います)ですので、セーブ機能が無くても不便ではありませんでした。
実績
物語に沿って獲得出来ますので、簡単に全獲得できます。
『すべてのキーワードを入手』という実績がありますが、クリア後にRIDDLEパートのみプレイすることが出来るので、取りこぼしても問題ありません。
bgm・挿入歌
この作品の一番のおすすめポイントはやっぱりここです。
作品の雰囲気をつくり上げている要素として、音楽の力がとても大きいと感じました。
『プレイできるMV』というキャッチコピーでしたが、プレイして本当に納得しました。文章やUI、グラフィック、全てにおいてそれを表現していたので。
ゲーム音楽が好きな方には是非プレイしてほしい。…もはやサウンドトラックの枠に当てはまらないんじゃないかって思うくらい、力入れて作っていると思います。
ストーリー、グラフィック、音楽……少しでも気になるポイントがあれば是非。
価格もプレイ時間も、手を出しやすいものだと思うので、長編作品の合間にプレイするのも良いかと思います。
居場所は一つじゃなくていい、そう教えてくれる作品だなと思いました。
私はエンディング2のまとめ方がとても好きでした!
以上でムーンレスムーンのネタバレ無しレビューを終わります。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。